PRECISEは、慢性心筋虚血を有する患者さんにおいてADRCsを用いた治療を評価するためにデザインされた試験で、27例を対象に欧州で実施されたフィージビリティ試験です。PRECISE試験のデータでは、著しい心疾患を有する患者さんに対するADRCsの細胞調整と投与の実現可能性が示されました。このデータにより有効性が示唆され、米国で実施されたATHENA試験の根拠となりました。

ATHENA第I相および第II相試験は、虚血性心疾患による心不全を有する患者さんに対してADRCsを用いた治療を評価する安全性および実現可能性試験で、多施設共同無作為化二重盲検試験です。各群45例を対象に高容量、低用量での投与量を評価する予定でした。評価項目は、6ヵ月と12ヵ月時点における最大酸素摂取量、灌流欠損、心不全症状、健康に関連する生活の質、左室収縮末期および拡張末期容積、左室駆出率などです。患者組み入れの遅延により、試験は2014年に31例で早期中止となりましたが、データは こちら からご覧いただけます。

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